春の香り
今朝のこと、起きて暖房を付けようとしたら、ファンヒーターの「灯油無いよ~~♪」 音楽がぴ~ひゃら。
おおおおおおおお
ったく! 家は、夜の間に灯油が無くなっても、”補給する奴”がいない。
でもって、必ず僕がやることになる・・・・ ぶつぶつぶつぶつ・・・・
と、そんな事はどうでも良いのですが、 灯油タンクをもって玄関を開けた瞬間、 「おっ!」 と、思って、一度深呼吸して、
それが本当にその香りなのか?を確かめましたけど、間違いない。
そうか~ ついに届き始めたんですね~ 春の香り。 Oh!
上に書いた、”春の香り”ってなに?と思われる方も多いかと思いますが、 正確には水の香り。
清らかで暖かくて、 甘くてね、 この香りを感じることが徐々に増え、 毎日(当たり前)になると 季節は春! なんです。
でね、もう一つこの香りが連れてきてくれる物が有る、それは遙か昔の、僕がまだ幼なかった頃のおぼろげな記憶。
見る物、触れる物、その全てに好奇心が旺盛で、ピュアで素直であった(はず? 笑)、その記憶の数々。
春の香りも、実は少しずつ違うんですけど、 水の香りに土の臭いや、 雨で濡れた枯れ葉が自然に帰る前に放つ命の臭いとか、
また有るときは花の香り、さらに有るときは炊飯の香りで、どこかで燃える焚き付けの煙臭が混ざったりする。
いつしか、あのときの感動を感じることが殆ど無くなって・・・・・、でも、その代わりに、新しい感動を感じられることが多い昨今。
そうなんだよね、 人は進歩する生き物。
だから今得ている物と同一な物を、明日受け取れる事はもう無い、その代りに新しい形(感動)となって現れる。
積み重ねられた物が有るからこそ、それを礎とするからこそ得られる物というか。
生きる事はなんだろう?そう思うことが若い頃には多かった、その答えが年と供に、少しずつ紐解かれていくように感じる。
これからも、この先も、 まだ来ない新しい何かをもらいながら、僕は一生を生きていくのだろう、そう思うんです。
翔
