建築確認書
10平米を越える建物を造るのに必要なのが、建築確認書。
その中の、この、たった一枚の許可書とやらをもらうのが大変。
「自力で家を建てよう」とか「増築しよう」とか考えている人達の前に、必ず立ちはだかる問題だ。

*プライベート情報が載っているので、ぼかしています。
以前はそんなに用件の厳しいものではなかったのですが、 姉なんとか建築事務所が構造計算で
いい加減な事をやらかし、それが社会問題化して以降は、ほぼ個人で提出してこれを通すことは困難になった。
電子・電気工学がメインの僕ですが建築も専門分野の一つですから、特に問題なく終わらいたけれど、そうでなければ無理だったよな~ と思う。
今回の小規模増築でも一応は二階建てで、総床面積が50平米程度有りますから、当然に法に則った設計をせねばならず、結構面倒(笑)
提出する書類は大体以下のものなのだけれど、
>確認申請書
>建築計画概要書
>建築工事届
>換気システム計算書
>平面図、建物求積図、敷地面積図、付近見取り図、配置図、断面図、矩形図、基礎図、構造図
>法規関連チェックリスト、仕上表、謄本、構図
と、最低このくらいの書類が必要になる。 多いよね~
基本的に書類は建築図面の知識を初めとして、他に構造計算、壁量計算、シックハウス対応の為の換気流量計算等々が必要で、素人が手を出すには難しすぎる。
役所には素人向けの個人申請用専門部署などあるはずもなく、下手にたずねても「設計事務所でやってもらって!」と言わんばかりの対応をされるところが殆どではないだろうか?
第一何か聞かれた際に、即時返答出来ねばならないし、「建築法XX条ってなんですか?」なんて聞きなおしていたら、あきれられてしまう。
そんなわけで、こうした特殊性に乗っかって成り立つのもこの業界の実態であって、住宅を造るコストは殆ど相手の言いなり。
よって小さな家をバカみたいな価格で買わされる事になるわけです(笑)。
実際に、僕が現在住んでいる家は、建築条件付の建売でしたが、建物価格だけで当時1200万もした。
しかしながら床面積は約85平米と大した事が無く、今回増築したのが約45平米で120万程度の金額なので、1200万をベースに計算すれば最低600万は請求される事になる。
大抵は「リフォームや増築は無駄と手間がかかるんですよ!」という、例の”大嘘だまし文句”振りかざして小遣い分のプラス200万をのせられて 800万位になるのが常識。
でも、増築した建物にキッチンとトイレと、風呂を付けるだけで普通の一軒家になるのですから、これくらいは行くんですよね。
本当にバカバカしいのですが、当時も今も即金で土地と家を買えるお金等あるはずも無い一般小市民の僕には、金融公庫なんぞを頼って融資を受けるしかなかったわけで、当然そこには”自分で建築”をするのはおろか、 ”自分”の 自の字すらも許されなかったわけです。
自分で造るだなんて言ったりしたら、銀行は絶対融資しません。
したがって、家を買おうと思えば、黙ってこうした世の中の常識に従うしかない。
でも、さすがに僕も年を取って、さまざまな経験を積んでいるので、今なら別の方法でできるかもな~なんて思う。
もし、同じものを建てる事を許されたなら、おそらく300~400万もあれば、間違いなく今の家よりはるかに高品質の家を建てる事ができる。
悲しいかな、これが日本という国の現実でもあるのですね。
しかしね~ 自分でやっていると、他にも嫌な思いをすることも有って、例えるなら、うっかり個人で家を建てています等と資材屋で言おうものならと ほぼ間違いなく割り増し価格を吹っかけられる。
完全に素人だと思われてなめられる訳だが、一般的に、家をつくろうなんていう人間は相当の変人だと思われているのも確か。
やり始めれば「出来るわけ無いのに・・・」という視線から始まり、だんだん出来上がってくれば今度は偏見の目で見られ、完成に近づくほど妬みやら嫉妬の入り混じった視線となる。
下手すりゃ嫌がらせを受けたりもされる。
この国では自分で設計して、自分で家を建ててはいけないという、得体の知れないルールがあり、
それを犯してはならないわけだ。 「うんうん」
そういえば今回の増築、やり始めた当初に、冗談飛ばして無許可です(建築内容の掲示等は、面倒でやりませんでしたから)と言っていたら、役所にちくられた。 (爆笑)
まあ、これには裏があって、以前から家の事を良く思ってないと思われる家が近所に有り、
「そこがどんな事をしてくるだろうか?」という(危ない)好奇心と、嫌っている事の確信を得るという目的も有ったのだけれど、まさか「先生~×○君がこんなことしていま~す!」とたれこむ小学低学年並みの事をするとまでは思っていなかった。 くだらなさと、幼さに、吐き気がしてくる・・・・
家に好意を持ってくれている近所は(というか、その家を除いて)、皆ニコニコして「頑張って!」と施工中に声をかけてくれるし、汗だくになって資材を運んでいると「手伝うから、いつでも声をかけてね!」とも言ってくれる。
しかし、この家の旦那だけは工事を始めて以降、こちらが「おはようございます!」「こんにちは!」と挨拶しても完全無視を繰り返し、ぶすっとした顔で家を見たりなんかしていた。 どれだけ小者なんだか・・・・
奥さんは本当に良い人なのだけれど。
そういえばこの旦那が(以前書いた雪かき事件の親父ではない)がおかしな態度をとり始めたのは、10年ほど前に家が外車を買ってから急にだ。
中古の平行輸入車で、特に高級でもなんでもない車なのだけれど、丁度アストロブームの時でも有り、家にお金でも有り余っているようにでも見えたのだろうか?
それがいには普段挨拶する程度で、何かもめるような要素も無いし、なぜそうなのか全く理解できない。
こちらはその家が嫌いになる理由などこれっぽっちも無いので、無視されようがまったく今までと変わりなくしているが、
なんとなく寂しい気持ちにさせるこうした人の態度と言うのはいかがなものだろうか?と思ってしまう。
なんか間違っているかな~ 僕